いつのまにか骨折、おしらせ骨折とは
『おしらせ骨折』とは、手くびの骨折(橈骨(とうこつ)遠位骨折)高齢者の三大骨折(大腿骨頚部骨折、脊椎圧迫骨折)のひとつ、特に中高年の女性に多い骨折です。※若者のスポーツ等での骨折を除く。
『いつのまにか骨折』とは、レントゲンやMRI検査などで「骨が潰れています」、「背骨の圧迫骨折があります」など、知らないうちに背骨や腰の骨が折れていたなどで有名かもしれません。骨粗しょう症は65歳以上の女性に多く、自覚症状がなく、知らないうちに進行し、転倒やくしゃみなどのわずかな衝撃でも骨折したりすると言われています。
『おしらせ骨折』は、50歳以上の女性の方に増えるといわれています(若者のスポーツなどを除く)。介護が必要になる人の8人に1人(11.2%)が「転倒・骨折」ですので、老後の備えて、リスクの高いと思われる方は注意してみませんか。
※定期的に骨の状態をチェックしましょう
FRAX ® 骨折リスク評価ツール
https://www.sheffield.ac.uk/FRAX/tool.aspx?lang=jp
※骨粗鬆症の危険因子・リスクが高いと思われる方(一般的に)
・頻回の骨折歴
・両親の大腿骨近位部骨折歴
・喫煙される方、アルコールをたしなむ方(ビール換算で毎日コップ3杯以上)
・ステロイドを定期に服用している、あるいは過去に3ヶ月以上の服用歴のある方
・関節リウマチ、糖尿病、甲状腺機能亢進症、45歳未満の早期閉経など、骨粗しょう症をまねく病気のある方
※骨の状態は、レントゲンや骨密度測定機、採血で知ることができます。
※骨粗鬆症は予防・治療すべき疾患です。特に痛みなどの症状のない人であっても、危険因子のある方は、一度はかかりつけのお医者さんの受診をお勧めします。